スワロースポーツの近藤です。
『ドミニカ野球の原点(前編)』の続きです。
よく「ハングリー精神が強いから」とか「身体能力が違うから」と
我々日本人は思ってしまいがちです。
もちろん一部の選手にはそういった人もいるとは思いますが、
今回の旅行で、下記のような部分が大きく違うのかな?と感じました。
①全野球少年の目標が『30歳にメジャーで活躍すること』
甲子園出場やプロ野球での活躍が目標ではないので、
無理な投げ込みやオーバーワークをしない。
その為、若いうちに大きな故障をする可能性が少ない。
12~18歳くらいの子供たちが一生懸命練習してました(^O^)
②超ポジティブ
①の通り、目標が先にあるので、エラーしても三振しても怒られない(むしろ褒められる)。
その為、伸び伸びと良い部分を伸ばしプレー出来ているので
(”怒られないように”とか、”失敗しないように”という意識がなく)いつも前向き。
エラーをしても謝ったり後悔する、ということはほぼなく、
「次は絶対取ってやる!!」という気持ち。
③指導者と選手の間に上下関係がない
選手は指導してくれる監督やコーチを尊敬・信頼し、
指導する側も選手の可能性を信じ尊重していて、
上から命令したり叱ることはない。
④とにかく『楽しむ』!!
野球だけでなく、普段の生活から全て”楽しもう!!”という意識が強い。
練習も遊びの延長線上にあるなど、
「練習が辛い」という感覚があまりないのかもしれません。
楽しもう!という気持ちがあるからか、ボールハンドリングが遊び心満載で絶妙ですよね(^_-)-☆
壁さえあればいつでもどこでも練習できる!
以上の4点が日本と大きく違うのかなぁ、と感じました。
注)個人的感想なので、もしかしたら事実と異なるかもしれません…あしからず(^^;
逆に言えば、日本には食事や施設、またデータや技術など、
ドミニカよりも優れているところはたくさんあると思うので、
上の4点を取り入れられたら、日本人メジャーリーガーの数も増えるかもしれないし、
何より野球を好きになってくれる子供の数も増えるかもしれない。
そんなことを考えさせられる旅でした。
今回ドミニカのウインターリーグに参戦している筒香選手始め、
練習に参加している飛雄馬選手、乙坂選手の
来シーズンのプレーを見るのが今から楽しみです!!(^o^)/
VAMOS!!
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