「バッティング手袋は洗えますか？」と言う質問をよく受けます。答えは、どんな手袋も洗えますし、どんな手袋も洗えないです(^^? これでは質問に答えていないようですが、どこから、どこまでと言う線引きが出来ないのです。メーカーで「洗える」と表示されている手袋でも洗えば風合いが変わり、少なからず耐久性も落ちるはずです。洗えるという表示は「これくらいの風合いの変化ならお客様は許してくれるだろう」と言う妥協点を示しているのです。「洗いたいと言う」お客様の要望と、「風合いが変わったり耐久性が低下してクレームになりたくない」と言うメーカーとの綱引きの結果かと思います。洗える商品や洗って一番風合いの変化の無いのがスエード調の人工皮革です。私は人工皮革の手袋なら特殊な製品でない限りは洗えると思っています。逆に革の製品は洗うと縮んだり硬くなったりしますが、雨に濡れる事もありますし、汗でぬれる事もありますので、濡れたら最後という訳ではないと思っています。但し、洗うのはお客様の責任に置いて行って下さい。それでは革の手袋が濡れた場合にはどうするかですが、私の経験上では、ミンクオイルを革にまだ湿り気がある内に薄く塗って揉みながら乾燥させると風合いが変わりにくいように思います。ミンクオイルは革に柔軟性を与えてすべり止めにもなり、同時に汚れも落とせるという優れものです。グラブの裏革にも使えますのでお手入れに悩んでいる方にお勧めです。 ミンクオイルご購入ページはこちら
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