経営者はなぜ勉強をするか?

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私は

「経営者はなぜ勉強をするか?」

と言う問いに対して

「こうすれば儲かる!―ひとり勝ちのマーケティング」(入手困難)

と言う本の前書きがすべてを物語っていると思っていますので

それを抜粋します。

私はこれを常に自分への「自戒」にしています。

これが有った上に、先日書いた「KKD」を持った経営者が

会社を成長させるのではないでしょうか?

※私はまだ駆け出しなので断言が出来ません(^^;

(前書きの抜粋1?5ページ)

?ほとんどの起業が失敗する理由?

 統計によれば、新しい企業の五社のうち、四社は五年以内につぶれてしまうという。しかも、残ったうちのさらに五分の四も、その後の四年以内につぶれいていく。

 つまり、今オーストラリアであたらしい企業が八十万社創業しているとして、九年後に残ったいるのは、そのうちのわずか三万二〇〇〇社ということになる。それ以外の七十六万八〇〇〇社は、業務を停止して解散するか、吸収あるいは買収されてしまうか、そうでなければ方向転換して新会社となってしまうというわけだ。

 さらにショックな数字だが、つぶれずに残る三万二〇〇〇社ほどにすぎない。他の約二万七〇〇〇社は、辛うじて生き残っている程度である。

 なぜこんなことになるのだろうか。

 わたしはこれまで、前途有望な若手起業家を数多く目にし、一緒に働いてもきたが、みな、立派な一国一城の主になるという未来の夢に目がくらいんでいた。大した準備もなしに自分の会社を立ち上げて、いきなり大きな利益をあげることを夢見ているのである。

 同じ夢を見る者は後を絶たない。そしてたいていの場合、夢は実現しない。ほとんどの人は、確実に成功するために必要な、事業やマネジメントのごく基礎的なスキルを持っていないし、ましてやそれを磨こうとはしないからだ。みな最初は、成功した人や稼ぎぶりを見て、あれくらいなら自分にもできるだろうと都合良く考える。マイケル・E・ガーバーは好著『成功する「自分会社」のつくり方』(ダイヤモンド社)で、この現象を「起業家症候群の発作」と読んでいる。ガーバーによれば、起業しようとする人のほとんどは、自分の専門技術のスキルは身につけているのだそうだ。しかも、それぞれの分野については非常に優れた人が多いという。確かに彼らは、弁護士として、医者として、あるいは自動車整備士、宝石商、株式仲買人、建築士、セールスマン、シェフ、写真家、広告のコピーライターなど、その道の専門家としては優れている。しかし、こうした専門分野のスキルがあるからといって、事業で成功できるという保証はまったくない。企業経営は、それ自体が独自のスキルを必要とする一つの専門分野であり、他の分野の場合と同じように、その為にスキルを学ぶ必要がある。それなのに、ほとんどの人は、何も学ばすに会社を興してしまうのである。

 この「起業家症候群の発作」が始めると、たいていは、勢い込んでいきなり事業を始めようとする。ふつうはまず住宅資産を丸ごと担保にして借金するか、老後のための現金を取り崩すかして資金を作る。次に、その資金のありったけをつぎ込んで会社を立ち上げ、何もかもそろえようとする。コンピュータや事務用の机類を買い込み、オフィスを借り、弁護士を雇い、備品類をそろえる。社用の便箋や名刺もいるだろう・・・・。しかし、そんな計画を立てて動き出すうちに、何よりも大切な要素を忘れてしまう。顧客のことだ。会社に利益をもたらしてくれるのは顧客なのに、その大事な顧客をいかにして引きつけ、逃がさないようにするかという点が抜け落ちてしまうのである。

 甘い夢はあっという間に終る。こうした未熟な「起業家」のほとんどは、気がついた時には、自分の会社を持っているのではなく、ただ、大金をつぎ込んで転職しただけになっている。それも、とてつもなくつらい仕事に、だ。仕事は長く、きつくなり、収入も、時間単価にすれば前より少なくなっている。ストレスはつのり、趣味に使ったり家族と過ごしたりする時間も減ってくる。しかも、ひょっとしたらすべてを失うのではという恐怖にいつも怯えていなければならない。ビジネスドリームの現実とはそんなものだ。

 結果は悲惨なものになることも多い。気づくのが遅すぎるのだ。自分で会社を経営するからには、まったく新しいビジネススキルを一から学ばなければいけない。すぐに行動を起してそのスキルを身につけなければ、会社はつぶれるしかない。

 成功も失敗も、すべては、ある分野の専門家としてではなく、経営者として優れているかどうかにかかっている。企業経営は、いったん始めたら、事前にどれほど研究して準備万端整えていても、たいていは、想像もしなかったような問題や障害が次々と出てきて、その対処に追われることになる。大半の人にとって、企業を経営するということは、それまでの人生で出遭ったことない、最大の試練となるはずだ。

 成功できるかどうかは、そうした試練にどのように対処し、その経験からいかに学べるかにかかっている。外からはたとえどれほどうまくいっているように見えても、問題を抱えていない企業などない。どんな業種でも、一瞬も気を抜くことはできない。どんな事業であっても、途方もない時間とエネルギーを集中力が必要だ。

 実業界に入れば、きらびやかで華やかな面ばかりではすまされない。常に戦って、問題や障害を乗り越えていかなければならない。それが現実であり、あまい事は一瞬たりとも考えてはいけない。だからビジネス(仕事)と呼ばれるのであって、スポーツ(遊び)ではないのである。ただし、仕事上の困難をスポーツのようにとらえることで、ともすれば日々の生活に忍び込んでくる深刻さや否定的な面を、ある程度まで和らげることはできる。スポーツをするような姿勢で、むしろ楽しむくらいのつもりで臨めば、困難な状況でもリラックスできるし、意外に早く、創造的な解決策が見つかるだろう。

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Updated: 2008年6月8日 — 12:10 AM

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