野球用品:大手メーカー展示会を終えて

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野球用品の大手メーカー展示会 の所感を羅列しておきます。

あくまで私の意見(偏見?)です(^^;

・縮小マーケットへにも関わらず各メーカーはリソースを集中投下するので
 メーカー、代理店、小売店とも超激烈
・ミズノ、アシックスなどがシガラミを捨てる契約変更
・アディダスの直接の取引先(小売店、代理店とも)が返品も含めて契約変更
・一部のメーカーを除けば小売店各社の総流通量を重視
・リアル店舗重視

が主なところです。

野球専門店といえども総流通量(バイイングパワー)が無ければ
お客さまが求める商品の仕入が今まで以上に難しくなるか
儲けさせてもらえないほど仕入価格が高くなります。

今まではサービスによる差別化というのがあったのですが
オンネームや修理・型付けなどのサービスは
お客さまの求める商品を許容範囲内の価格で
提供できる土台があってはじめて満足してもらえます。

サービスで生きていこうとすれば
商品を販売しなくてもやっていけるほどの
圧倒的な技術やスピードが必要になります。

それから
労働集約型のサービスを経営の中心に持って行くと
多くの経営資源は投下しにくくなるので
ナショナルブランドの商品が更に入手しずらくなると言う
負のスパイラルに陥る可能性があり要注意です。

またサービス自体が無料(価格競争)に
向かうのだと感じています。

ですから商品の品揃えにサービスが付加していくという
スタイルが正攻法ではないでしょうか。

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Updated: 2012年7月18日 — 5:37 AM

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