日: 2015年6月28日

やってしまったか?(野球用品メーカー)

野球用品メーカーがパンドラの箱を開けちゃっています。 アマゾンに商品を供給することでアマゾンが直接販売をしています。 これは間違いなくメーカーは災いを招きます。 多分、メーカーやその担当は 「こんなに売ってくれるんだ」「ネットはこんなに売れるんだ」 と今は喜んでいることでしょう。 これは一般小売店だけでなく野球専門店の寿命も恐ろしく短くします。 生き残るのは量販店、野球専門店、一般小売店、ネットショップに限らずほんの一部の店舗だけになります。 生き残ったショップの数は砂漠の中のオアシスくらい少なくなるでしょう。 生き残る店の特徴としては 「1品番を複数個以上がしっかり売れる店」 であり、逆に 「アソートを1セット程度しか仕入れられない店」 は成り立たなくなるでしょう。 だってアマゾンで安く変えるんですから(^^; 結局、野球用品メーカーは卸先が無くなっていくのです。 ———–「心豊かに」「穏やかに」 人間研究は面白くて大切!! ... Read More | Share it now!

なるほどね。売れなかったデータはこうやってとるんだ。

ある人からもらった本を読んでいたら少しばかり興味を引く内容がありあした。 アペレル業界の人たちには当たり前に知られていることかもしれませんがザラは売れなかった商品の情報を世界中から集めているらしいのです。 売れた情報はPOSなどから分析すればいいのですが売れなかった情報をどう集めているのか興味がありました。 売れなかった商品には幾つかのタイプがあります。 1)お客様が触りも見向きもしなかった商品2)手にとってはみたが、そのままラックに戻した商品3)試着はしたが購入に至らなかった商品 このうちで3)に焦点を当てているのです。 そしてザラはとにかく試着をさせるのです。 で、売れない商品のデータを世界中の1700店を超える店舗から集めなぜ売れなかったのか、改良すべきはデザインなのかサイズなのか、価格なのか分析しています。 特に3)は一度は商品に興味を持っているわけですからうまく改良すれば即座に売上に繋がるわけです。 試着して売れなかった商品はスキャナーでバーコードを読み込んでおけば何かの傾向は簡単に見つかりそうですね。 ひょっとしたらユニクロでも試着室で戻された商品のスキャンをしているかもしれません。 ———–「心豊かに」「穏やかに」 人間研究は面白くて大切!! ... Read More | Share it now!