ある人からもらった本を読んでいたら
少しばかり興味を引く内容がありあした。
アペレル業界の人たちには当たり前に知られていることかもしれませんが
ザラは売れなかった商品の情報を世界中から集めているらしいのです。
売れた情報はPOSなどから分析すればいいのですが
売れなかった情報をどう集めているのか興味がありました。
売れなかった商品には幾つかのタイプがあります。
1)お客様が触りも見向きもしなかった商品
2)手にとってはみたが、そのままラックに戻した商品
3)試着はしたが購入に至らなかった商品
このうちで3)に焦点を当てているのです。
そしてザラはとにかく試着をさせるのです。
で、売れない商品のデータを世界中の1700店を超える店舗から集め
なぜ売れなかったのか、改良すべきはデザインなのか
サイズなのか、価格なのか分析しています。
特に3)は一度は商品に興味を持っているわけですから
うまく改良すれば即座に売上に繋がるわけです。
試着して売れなかった商品はスキャナーでバーコードを読み込んでおけば
何かの傾向は簡単に見つかりそうですね。
ひょっとしたらユニクロでも
試着室で戻された商品のスキャンをしているかもしれません。
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「心豊かに」「穏やかに」
人間研究は面白くて大切!!