人の心を動かす文章術(単行本)樋口 裕一(著)

Pocket

国語が苦手で文章の書き方をどう学んでいいか分からない人には最適な本です。

きっと文章が楽しく書けるようになります。

誰から紹介されたか忘れてしまいましたが

しばらく積ん読状態になっていた本で

読み始めて本当によかったです。

本自体を教科書代わりに保存しておきたいのですが

常時、参考にしたいので

目次を含めて自分用にまとめてみました。

結構なボリュームになり途中で止めようかと思いました(^^;

—————-

第1章/文章を書くのはテクニックである

第2章/人とちがった文章がおもしろい

・読み手を楽しませる工夫

・本当のことでなくてもよい

・面白い文章の条件

 読み手とは異なる意見や根拠がある

 読み手の気づかないところに人生を読む

 読み手が気づいていない指摘、疑問がある

 独特な雰囲気がある

・自分らしい文章を書くためには

 道徳的にしない

 一般的な考えを盲信しない

 全員に同意されることをめざさない

 全部を書かずに、一つに絞って書く

 自分の立場をはっきりさせる

第3章/文章の型を利用する

・文章の「型」とは、書くときの手順

・型が文章のまとまりを作りだす

 起承転結/予告・エピソード・展開・まとめ 詳細は56ページ

 ユング? → 出会い・危機・試練・平和(帰還) 神話の法則?

・書き始める前にメモを取るといい

 大まかな地図

 型に分けてメモをする

第4章/書き出しで読み手を引きつける

・書き出しは文章の印象を決定づける

・出だしがうまくいけば書きすすめる

・誰でも使える書き出しのパターン

 【パターン1】動きのある文章で読み手の興味を引く

  擬音で始める(もっとも簡単)

  動きのある行為から始める

 【パターン2】読み手の意表をつく

  ちょっとアブノーマルな状況からはじめる

  ほのめかす

  逆説ではじめる

 【パターン3】正攻法で書きはじめる

  気のきいた格言や人生訓ではじめる

  もっとも正統的な書き出し

第5章/リアリティを作りだす

・リアリティは文体によって作られる

・リアリティを演出するテクニック

 具体的にくわしく描写をする

 意識して現在形を使う

 ほかの人が気づかない細部を描写する

 読み手に発見させるように書く

 目の前で動いているように書く

 会話対を採り入れる

 ときに自らを省みる

 遊びを加える

 思い切って省略するところは省略する

・誇張や口語体も使い方しだいでリアリティを増す

 意識して誇張する

 「ちょっぴり悪い心」を書き入れる

 口語体を入れる → 肉声

第6章/描写したり、形容したりする楽しさ

・表現の工夫で面白さがアップする

・修飾語を使うときの注意点

 手垢にまみれた修飾語は用いない

 五割り増しの大げさをめざす

・効果的な修飾語のテクニック

 重ね言葉を使う

 和語を使う(漢語系より和語系)

 接頭辞のついた形容詞を使う

  「白い」「寒い」「汚い」 → 「ほのじろい」「薄ら寒い」「薄汚い」

・比喩表現を用いる

 直喩 「まるで・・・・のような(ように)」

 隠喩 「まるで・・・・のような(ように)」を取って表現

 擬人法 生物や物を人間にたとえる

 アナロジー(類比) 「これは・・・・のようなものだ」

・感情を移入させるテクニック(以外に簡単)

 気持ちを自然の風景によって表す

第7章/リズムのいい文体、メリハリのある文体

・「です・ます」と「だ・である」の使い分け

 「だ・である」(常態)

  不特定に対しては原則常態を使用

  目上の人には使わない

  断定的

 「です・ます」(敬体)

  手紙など特定された人へは敬体を使用

  婉曲になり、態度が柔らぐ

  謙虚で丁重な印象を与える

  しみじみした情感を出すのに適しているところが特徴

・文章にリズムがないと、読み手は退屈する

・リズムをよくするテクニック

 一つの文を短くする

 文末を多様にする

 盛り上げる言葉を加える(合いの手のようなもの)

  「なんと」「驚いたことに」「そこでやっとわかっただが」

 倒置を用いる

・メリハリを付けるテクニック

 遠景と近景を使い分ける

 クローズアップとスローモーションを用いる

  強調したい事柄を詳しく説明

  さっさと次に進まず、同じような意味の文を繰り返す

 短い文と長い文を使い分ける

  ゆったりした状況は長い文で

  短い文でたたみかけると緊迫感が出る

 漢字・カタカナなどの使い分けで雰囲気を変える

  漢字の多用で重苦しい雰囲気が出せる

  カタカナの多用で軽い雰囲気が出せる

 会話で気分を変える

第8章/ドラマを真似して盛り上げる

・文章には色調が必要だ

・テレビドラマのタッチに学ぶ

 しみじみドラマを参考にする

 お涙ちょうだいドラマを参考にする

 コメディドラマを参考にする

 青春ドラマを参考にする

 社会はドラマを参考にする

 サスペンスドラマを参考にする

第9章/主題に絞り込む

・主題は作るもの

・主題には普遍性をもたせる

・主題の効果的な示し方

 最初に主題を言ってしまう

 最後に主題をまとめる

 途中で主題をほのめかす

第10章/推敲(すいこう)する

 出来る限り他人に読んでもらう

・読み手の気持ちになって読み直す

・読み直す際のチェックポイント(210ページより/重要なので良く調べること)

 文法的なチェック

  主語・述語の対応に間違いが無いか

  「れる・られる」に間違いは無いか

   命令形 「れ」で終わる → 「れる」

   命令形 「ろ」で終わる → 「られる」

  重複表現がないか

  表記に間違いはないか(口語体と文章語体の区別)

 文体のチェック

  「です・ます」と「だ・である」がまじっていないか

  読点を正しく打っているか

  口語調がまじっていないか

  同じ表現、同じ言葉の多用はないか

  仲間だけの言葉を使っていないか

  一文が長すぎないか

 勘違いは無いか

  ことわざ・表現の勘違いはないか

  変換ミスはないか

  誤字脱字はないか

  事実誤認はないか

  文章の書き方のルールに間違いはないか

・最後にもう一度チェックする

  主題ははっきりしているか

  欲張っていくつものことを書いていないか

  構成(型)が的確に出来ているか

  具体性はあるか

  書き出しにインパクトがあるか

  リアリティはあるか

  表現はうまくいっているか

  ワンパターンになっていないか

  さまざまな人が読んでも説得力があるか

ふ????(^^; 以上です。

生まれて50年も経ちますが

文章について、こんなに真剣に勉強をしたのは初めてです(^^;

次は「日本語の作文術」を勉強します。

————-

当店のアフィリエイトは小学生でも出来るほど簡単です(^^v 今すぐクリックして登録しよう!

久保田スラッガー ジームス タマザワ(玉澤) イソノ ミズノプロ ゼット ハイゴールド ナイキ デサント ハタケヤマ

エスエスケイ(SSK) アンダーアーマー ザナックス アディダス 野球ユニフォーム 野球限定商品 野球セール品

野球用品 R 野球用品 Y! グローブ(グラブ) バット スパイク(シューズ) お手入れ用品 手袋 リストバンド

Updated: 2009年5月6日 — 8:08 AM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です