「物言わぬ多数派」と「声高な少数派」(その2)

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・満足している多数派を見落とす
・不満を持つ少数派の意見が多数派の意見に見えてしまう
・多数派は物を言わないので扱いやすく対応を怠る
・少数派は声高に物を言うので扱いづらく対応を優先してしまう

と書きましたが重要なことがあります。

多数派が必ずしも正しいとは限りませんし
正しいか、間違っているかではなく
どちらに対応していくかのぶれない方針が
会社の戦略ということです。

私はこれを考えるときに
過去においての多数派は結果として重要視しますが
これからどうするか、どうしてほしいかなど
未来を考える場合には多数派か少数派かは参考程度にしか見ません。

※あえて少数派を支持する場合も少なくないから

実際にやってみないとどちらが正しいかわからないことと
そういった意見や声があることを知ったうえで
意思決定を行うことが戦略だと思うからです。

※目の前の多数派を取り込むことは戦術

こんなことを無意識のうちにうまくやっている経営者もいますが
意外と気づいていない経営者も少なくないように思うので書いてみました。

人間研究は面白くて大切!!

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Updated: 2013年11月21日 — 7:10 AM

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