本田宗一郎がそう言ったようです。
【日経トップリーダーから】
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宗一郎が時代の空気を先取りする商品を世に送り続けられたのは、
商品の使い手である人間を探求する姿勢を貫いてきたからだ。
「お前たち、ここは何を研究するところか分かってるか?」
研究所に配属された若い技術者に、宗一郎は繰り返し問いかけ、こう続けた。
「ここは人間を研究するところだ。人間が分からない奴に、いい技術とかいい商品など作れない」
「技術は人のためにある。人間を根底としない技術は何も意味をなさい。」
これが宗一郎の信条だった。
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長きに渡り会社を生存・繁栄させている経営者を見れば
意識・無意識にかかわらず心理学や哲学を学び
お客様や従業員、仕入れ先の人間を知るようにしていると感じます。
ホンのわずかな現象を見て、その根底には何があるのか
俯瞰出来る力を付けて行きたいと思っています。
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